デジタル大辞泉 「局女郎」の意味・読み・例文・類語 つぼね‐じょろう〔‐ヂヨラウ〕【▽局女郎】 江戸時代、京都の島原および江戸の吉原にいた最下級の遊女。端はし女郎。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「局女郎」の意味・読み・例文・類語 つぼね‐じょろう‥ヂョラウ【局女郎・局女臈ラフ】 〘 名詞 〙 遊里で下級の女郎。上方、江戸の地域、または時代によりその品格は異なり、古くは必ずしも最下等の遊女ではなく、江戸新吉原でも、中程度の品格の者から種々含まれていたが、後期には、局(つぼね)と称する狭い長屋風の部屋に一人ずついて、時間で客をとる遊女を多くさしていう。つぼね。つぼねじょうろう。[初出の実例]「端女(はしおんな)。端女郎とも、局女郎(ツボネチョラウ)とも、あそびとりともいふ。けちぎり女の事なり」(出典:評判記・色道大鏡(1678)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例