鈴木宗言(読み)スズキ ソウゲン

20世紀日本人名事典 「鈴木宗言」の解説

鈴木 宗言
スズキ ソウゲン

明治・大正期の司法官,実業家 大審院検事。



生年
文久3年2月6日(1863年)

没年
昭和2(1927)年2月24日

出生地
安芸国(広島県)

旧姓(旧名)
柴野

学歴〔年〕
帝国大学法科〔明治21年〕卒

経歴
柴野宗八の弟としてて生まれ、明治6年鈴木正言の養子となり、のち分家して一家をなした。21年帝大法科を卒業して判事補となり、23年判事に任じ、横浜地裁判事、同部長、東京控訴院判事、同部長、名古屋地裁所長などを経て、台湾総督府覆審法院長、大審院検事を歴任。退官後、実業家に転じ旭薬品工業を創立し社長となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木宗言」の解説

鈴木宗言 すずき-そうげん

1863-1927 明治-大正時代の司法官,実業家。
文久3年2月6日生まれ。中村是公(これきみ)の兄。明治23年判事となり,以後横浜地方裁判所,東京控訴院の各判事,名古屋地方裁判所長などをへて,台湾総督府覆審法院長,大審院検事を歴任。退官後,旭薬品工業を創立。昭和2年2月24日死去。65歳。安芸(あき)(広島県)出身。帝国大学卒。旧姓は柴野。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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