鈴木正久(読み)スズキ マサヒサ

20世紀日本人名事典 「鈴木正久」の解説

鈴木 正久
スズキ マサヒサ

昭和期の牧師 日本基督教団議長。



生年
大正1(1912)年8月7日

没年
昭和44(1969)年7月14日

出生地
千葉県習志野市

学歴〔年〕
青山学院神学部卒

経歴
昭和4年受洗、11年日本メソヂスト碑文谷教会副牧師となり、機関紙「日本メソヂスト時報」編集に従事。12年日本メソヂスト中央会堂副牧師、13年亀戸教会牧師。17年日本基督教団本郷中央教会牧師、21年日本基督教団駒込教会牧師、のち西片町教会と改称。41年日本基督教団総会議長に選ばれ、「第2次大戦下における教会の責任についての告白」を42年3月26日の復活節に議長名で発表、教会内外に教会の戦争責任を公に表明し、教会の良心を社会に示した。著書に「キリスト教の現代的使命」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木正久」の解説

鈴木正久 すずき-まさひさ

1912-1969 昭和時代の牧師。
大正元年8月7日生まれ。昭和11年メソジスト教会の副牧師となり,反ナチスのドイツ教会闘争を紹介。41年日本基督(キリスト)教団総会議長となり,翌年「第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白」を公表した。昭和44年7月14日死去。56歳。千葉県出身。青山学院卒。著作に「キリスト教の現代的使命」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「鈴木正久」の解説

鈴木 正久 (すずき まさひさ)

生年月日:1912年8月7日
昭和時代の牧師。日本基督教団議長
1969年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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