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鉄漿付け カネツケ

デジタル大辞泉の解説

かね‐つけ【鉄漿付け】

お歯黒をつけること。特に、初めてつけることをいい、女子が成年になった儀式の一つとされ、知人など7か所からお歯黒をもらってくる風習があった。→御歯黒(おはぐろ)
江戸時代、遊里で遊女が一人前になる儀式として、お歯黒をつけたこと。
鉄漿付蜻蛉(とんぼ)」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かねつけ【鉄漿付け】

御歯黒おはぐろをつけること。特に、女子が成年の儀式として初めてそれをつけること。鉄漿は、知人七か所からもらってくる風習であった。
江戸時代、遊里で遊女・芸妓が新造に出る時の、御歯黒のつけぞめの儀式。
カネツケトンボの略。
「鉄漿付け筆」の略。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の鉄漿付けの言及

【鉄漿】より

…歯を黒く染める染歯の慣習で,御歯黒のこと。鉄漿付けとか,古くは歯黒めなどとも呼ばれた。鉄漿付けに必要な鉄漿は,茶とか米のとぎ汁の中に古釘や折れ針などの鉄くずを入れて作られた。…

※「鉄漿付け」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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