鉄索(読み)テッサク

デジタル大辞泉 「鉄索」の意味・読み・例文・類語

てっ‐さく【鉄索】

鉄製の太い針金をよりあわせて作ったつな。
空中ケーブルロープウエー)のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鉄索」の意味・読み・例文・類語

てっ‐さく【鉄索】

〘名〙
鉄線を縒(よ)り合わせて作った鉄の綱。鉄製の綱。
※東海一漚集(1375頃)一・遊武夷山「手援鉄索雲梯、眼眩股戦心将退」
※俳諧・蕪村遺草(1783頃)蓑虫説「只一繊のいとはかなきも、かれがためには千錬の鉄索にもまさり侍らん」 〔宋史‐張永徳伝〕
架空索道のこと。
風俗画報‐二三四号(1901)足尾銅山に至る官道「されば手荷物は鉄索に依り、宙乗を為して、遙かに雲を掠め」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「鉄索」の読み・字形・画数・意味

【鉄索】てつさく

鉄製の綱。唐・韓石鼓の歌〕詩 金繩(きんじよう)鐵索、紐(さちう)すること壯(さか)んに 古鼎水にりて、、梭(さ)を(あ)ぐ

字通「鉄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android