鉄酸化細菌(読み)てつさんかさいきん

最新 地学事典 「鉄酸化細菌」の解説

てつさんかさいきん
鉄酸化細菌

iron-oxidizing bacteria

2価の鉄を酸化することでエネルギーを得て増殖する細菌。多くは独立栄養であるが従属栄養のものもいる。酸性および中性のpH条件で酸素電子受容体とする好気性および微好気性のものは古くから知られていたが,90年代になって嫌気性環境で2価の鉄を還元剤として二酸化炭素を太陽エネルギーで固定(酸素非発生型光合成)するものと,硝酸イオンを電子受容体とするものが見つかった。嫌気性環境で酸素非発生型光合成をする鉄酸化細菌は太古代縞状鉄鉱層形成に関与した可能性がある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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