鉄錆(読み)テツサビ

デジタル大辞泉 「鉄錆」の意味・読み・例文・類語

てつ‐さび【鉄×錆】

鉄の表面に生じる酸化物。黒さびの水酸化鉄(Ⅱ)と赤さびの水酸化鉄(Ⅲ)がある。鉄銹てっしゅう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鉄錆」の意味・読み・例文・類語

てつ‐さび【鉄錆】

〘名〙
① 空気中などの水分作用によって鉄の表面に生じた酸化物。水酸化鉄(II)の黒さびと水酸化鉄(III)の赤さびがある。さび。鉄銹(てっしゅう)
※第2ブラリひょうたん(1950)〈高田保五重塔「あちこち鉄サビなどがみえて」
② 塗色の名。兜(かぶと)など鉄のさびた部分に塗るもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android