鉄黄安華(読み)てつおうあんか

最新 地学事典 「鉄黄安華」の解説

てつおうあんか
鉄黄安華

tripuhyite

化学組成Fe3Sb5+O4鉱物正方晶系,空間群P42/mnm,格子定数a0.4625nm, c0.3059, 単位格子中1分子含む。きわめて微細な結晶の塊状,土状,ノジュール状集合。レモン黄~褐黒色,半透明,土状光沢,条痕黄色。劈開未決定。硬度~7,比重5.8。薄片では黄色,一軸性だが,しばしば二軸性で屈折率α2.19, β2.20, γ2.33, 2V(+)<30°,光分散vr強。デイサイト中の脈,輝安鉱などを含む鉱脈,漂砂鉱床などに辰砂などとともに産する。日本では岐阜県加茂郡白川町金加鉱山から産出。名称は原産地ブラジルのミナスジェライス州Tripuhyにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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