コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

銀板写真 ギンバンシャシン

2件 の用語解説(銀板写真の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ぎんばん‐しゃしん【銀板写真】

よく磨いた銀の板に沃素の蒸気を当てて沃化銀の膜を生じさせ、それを感光板として画像を作る写真法。1837年、フランスダゲールが発明。ダゲレオタイプ

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ぎんばんしゃしん【銀板写真】

よく磨いた銀板にヨウ素蒸気をかけて感光化し、これをカメラの焦点位置に置いて露光したのち、水銀蒸気中で現像し、食塩などで定着する写真法。1837年、ダゲールにより発明された。ダゲレオタイプ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の銀板写真の言及

【写真】より

…その開発には当時の化学者や発明家がさまざまな動機のもとに取り組んでいた。銀板写真(ダゲレオタイプ)の発明者L.J.M.ダゲールは,もともと画家でありオペラの背景等のディオラマの作家でもあった。彼の絵はこの時代にふさわしく,きわめて客観的・自然主義的な作風であり,またディオラマも当然のことながら現実再現的な味わいの濃い巧みなもので,どちらも高い社会的な評価を得ていた。…

【増感】より

…写真法が初めて公表された1839年当時使われた感光材料は,銀の板にヨウ素蒸気を当てて作ったもの(銀板と呼ばれる)で,感光物質にはヨウ化銀が用いられた。これはダゲレオタイプ,または銀板写真と呼ばれるが,当時の写真撮影には露出時間が何十分も必要で動体被写体の撮影は困難であった。ちなみに,銀板の感度は現在のISO感度で表すと0.01程度と推定される。…

【ダゲール】より

…生来発明精神旺盛で絵画を色光で照明するジオラマを考案し,1822年パリに興行館を開設して大成功を収めた。一方,ジオラマの絵を描くのに使うカメラ・オブスキュラの焦点ガラスに写る像を感光物質でとらえて記録することを研究し,ついに銀板写真(ダゲレオタイプ)を完成して,39年1月,研究成果をフランス議会に報告した。この写真の発明は同年8月D.F.J.アラゴーによってフランス学士院におけるアカデミー・デ・シアンスとアカデミー・デ・ボザールの合同会議の席上で公表された。…

※「銀板写真」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

銀板写真の関連キーワードダゲレオタイプ蒸かす沃化カリウム沃化銀沃化水素沃化物スチーマー沃化レーザー濃縮法

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

銀板写真の関連情報