銀河磁場(読み)ぎんがじば(英語表記)galactic magnetic field

世界大百科事典 第2版の解説

ぎんがじば【銀河磁場 galactic magnetic field】

銀河系全体を渦状につらぬく大きなスケールの磁場と,乱流状態にある星間ガスに凍結した不規則な磁場がある。大きなスケールの磁場は太陽付近でははくちょう座腕にそって銀経80゜,銀緯0゜の方向に走っており,強さは3×10-6ガウス。磁力線の向きは隣どうしの渦状腕で反転しており,銀河系全体でみると,磁力線が1本の腕から流れこみ,他方の腕から流れ出すような渦巻形をしている。不規則な磁場成分はスケール300光年くらいの乱流状態にあると考えられ,強さはやはり3×10-6ガウス程度。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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