…清代になると,銀行的業務の発展によって信用証券もいっそう普及して,通常,票と呼ばれた。銭票と銀票とがあり,現金同様に扱われたが,とくに銀票は商取引に重用され,額面数千両に及ぶものもあった。また,貨幣を遠方に送る方法として手形を用いることも唐代以来行われ,飛銭と呼ばれたが,宋代には便銭,兌便などといわれた。…
※「銀票」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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