銀行POS(読み)ぎんこうポス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「銀行POS」の意味・わかりやすい解説

銀行POS
ぎんこうポス

小売店POS (販売時点情報管理システム) と銀行コンピュータを通信回線で結ぶことで,商品代金を顧客口座から小売店の口座に自動的に振り替えるシステム。顧客の携行する銀行のキャッシュカードを,店頭レジスターに組み込まれたカードリーダーが読み取った時点で銀行に情報を伝達し,リアルタイムで商品購入代金の支払いを完了させる。 1984年以降試験的に導入されており,メイン化戦略 (利用顧客固定化) や顧客の利便性向上などを狙って参加する金融機関の数は着実に増加し,89年以降の規制緩和に伴って急速に普及している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む