銅化合物中毒(読み)どうかごうぶつちゅうどく(その他表記)cuprous compounds poisoning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「銅化合物中毒」の意味・わかりやすい解説

銅化合物中毒
どうかごうぶつちゅうどく
cuprous compounds poisoning

銅器または黄銅器内に酸性または脂肪食物をたくわえると,銅の酢酸塩や脂肪酸塩ができる。これを摂取して中毒することをいう。また硫酸銅吐剤農薬として使用されるが,これを誤用して中毒を起すこともある。銅塩は胃内に入ると嘔吐を催すため,一般に軽症である。重症の場合は,胃腸症状のほかに倦怠感,冷感,めまいが起りけいれん昏睡に陥って死亡する。治療は,胃洗浄解毒剤 (バル,ハイポなど) の投与を行う。

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