鋼索(読み)コウサク

精選版 日本国語大辞典 「鋼索」の意味・読み・例文・類語

こう‐さくカウ‥【鋼索】

  1. 〘 名詞 〙 鋼製の針金をより合わせて作った綱。ケーブルカーロープウエーエレベーター起重機などに用いる。ワイヤーロープ。索条(さくじょう)
    1. [初出の実例]「鉱山、汽船等に必要なる鋼索のみは、〈略〉輸入品に依頼するの一方にて」(出典:時事新報‐明治三三年(1900)一〇月二八日)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鋼索」の意味・わかりやすい解説

鋼索
こうさく

「ワイヤロープ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の鋼索の言及

【ワイヤロープ】より

…鋼の素線(ワイヤ)を撚(より)合わせてつくった綱。鋼索という場合,ワイヤロープを指すことが多い。ただし長い鋼索がつり橋などのつり構造物の主部材や,ケーブルカー,ロープウェーなどに用いられるときケーブルcableと呼ばれるが,これには撚り合わせてつくったロープケーブルのほかに,ワイヤを撚らずに平行に束ねた平行線ストランドを用いる平行線ケーブルもある。…

※「鋼索」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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