錐刀(読み)スイトウ

デジタル大辞泉 「錐刀」の意味・読み・例文・類語

すい‐とう〔‐タウ〕【×錐刀】

きり小刀。また、先のとがった刃物
ささいなこと。わずかなこと。

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精選版 日本国語大辞典 「錐刀」の意味・読み・例文・類語

すい‐とう‥タウ【錐刀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (きり)と小刀。また、先のとがった小さい刃物。〔岑参‐鞏北秋興寄崔明允詩〕
  3. わずかなこと、微小なもの、または、微力なものをたとえていう。〔荀子‐議兵〕

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普及版 字通 「錐刀」の読み・字形・画数・意味

【錐刀】すいとう(たう)

錐や小刀。役立つことの少ないたとえ。魏・曹植〔親親を通ずることを求むる表〕臣伏して自ら思惟するに、豈に錐刀の用無(なか)らんや。~竊(ひそ)かに自ら料度(れうたく)するに、士に後れざらん。

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