錦旗(読み)きんき

精選版 日本国語大辞典の解説

きん‐き【錦旗】

〘名〙 天子の旗。赤地の錦の布に日月の形を並べて描いた細長い旗。勅命によって派遣される征討将軍の標識として用いた。にしきのみはた。
※看聞御記‐永享九年(1437)七月二三日「山名宮内少輔御方参、伊勢国師等合力可錦旗云々」
※春雨文庫(1876‐82)〈和田定節〉一〇「我輩ら錦旗(キンキ)の魁(さきがけ)して」 〔李賀‐三月楽詞〕

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世界大百科事典内の錦旗の言及

【錦旗革命】より

…1930年代前半の日本ファシズム運動のスローガン。〈錦旗〉は赤地の布に日月を金銀でししゅうしたり,描いたりした旗のことで,南北朝時代ごろから朝敵征伐のときに天皇軍の標章として用いられたのにちなむ。明治維新になぞらえ,天皇をいただいた〈革命〉を唱えることにより,左翼勢力による〈赤化革命〉に対抗しようとした。…

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