デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「錦部刀良」の解説 錦部刀良 にしごりの-とら ?-? 飛鳥(あすか)時代の武人。讃岐(さぬき)(香川県)の人。斉明(さいめい)天皇7年(661)百済(くだら)(朝鮮)救援軍に参加,許勢部形見(こせべの-かたみ)らと唐(中国)の捕虜となる。低身分の官戸(かんこ)として40年余をすごしたのち放免され,慶雲(きょううん)元年遣唐使粟田真人(あわたの-まひと)にしたがって帰国。4年(707)慰労の品をさずかった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例