日本歴史地名大系 「鎌井田村」の解説 鎌井田村かまいだむら 高知県:高岡郡越知町鎌井田村[現在地名]越知町鎌井田本村(かまいだほんそん)・鎌井田(かまいだ)日の浦(ひのうら)・鎌井田(かまいだ)清助(せいすけ)・鎌井田(かまいだ)桑藪(くやぶ)五在所(ございしよ)山(九七三メートル)の南麓から仁淀(によど)川左岸にかけた村で吾川(あがわ)郡に属した。「土佐州郡志」に「東限片岡・日野瀬・唐岩森・綱付森、西限横畠・稲村・大谷・庄司石、南限二淀大川、北限新別村、東西三十町余南北七十町余、其土交砂或赤交石」とある。天正一八年(一五九〇)の吾川郡片岡本村地検帳に「蒲井田村」とみえ、「釜井田」の表記もあり、村内に中河内(なかがち)村・桑藪・佐井川(さいがわ)村・中(なか)村があった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by