普及版 字通 「鎔」の読み・字形・画数・意味


18画

(異体字)熔
14画

[字音] ヨウ
[字訓] とける

[説文解字]

[字形] 形声
声符は容(よう)。容におぼろげなもの、ゆるやかなものの意がある。〔説文十四上に「冶の法なり」とあり、金属のものを熔(と)かして器を作ることをいう。また鋳型の意に用いる。熔は鎔の俗字

[訓義]
1. とかす、とける、いる。
2. いがた。
3. かたな。

[古辞書の訓]
名義抄〕鎔 イガタ・トロモス・イル・ゼニノハタモノ・ワク・ワカス・トモカラ・カネネヤス・カネイル・ミガク・ナギナタ

[熟語]
鎔化鎔解鎔岩鎔鑠・鎔造鎔鋳鎔点鎔範鎔融鎔炉鎔和
[下接語]
鎔・冶鎔

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android