精選版 日本国語大辞典 「鐺を取る」の意味・読み・例文・類語 こじり【鐺】 を 取(と)る ① 刀のさやの末端の部分をつかむ。[初出の実例]「主税、官蔵がこじりを取て、おさらばとお町向ふへ静に這入る」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)二)② 他人のことばじりをとる。③ 物事の末に達する。区切り目にとどく。[初出の実例]「もう四五年で七十の鐺(コジリ)を取らうとする年の割には」(出典:鱧の皮(1914)〈上司小剣〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例