すべて 

鐺を取る(読み)こじりをとる

精選版 日本国語大辞典 「鐺を取る」の意味・読み・例文・類語

こじり【鐺】 を 取(と)

  1. 刀のさやの末端部分をつかむ。
    1. [初出の実例]「主税、官蔵がこじりを取て、おさらばとお町向ふへ静に這入る」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)二)
  2. 他人のことばじりをとる。
  3. 物事の末に達する。区切り目にとどく。
    1. [初出の実例]「もう四五年で七十の鐺(コジリ)を取らうとする年の割には」(出典:鱧の皮(1914)〈上司小剣〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む