長み(読み)ながみ

精選版 日本国語大辞典 「長み」の意味・読み・例文・類語

なが‐み【長み】

  1. ( 形容詞「ながい」の語幹に「み」の付いたもの。→ ) 長いので。長さに。
    1. [初出の実例]「夜を奈我見(ナガみ)(い)の寝らえぬにあしひきの山びことよめさを鹿鳴くも」(出典万葉集(8C後)一五・三六八〇)

なが‐み【長み】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形容詞「ながい」の語幹に接尾語「み」の付いた語 ) 長いこと。また、その度合。長さ。
    1. [初出の実例]「耳長(ナガ)みあって縁(ふち)浅く」(出典:浮世草子好色一代女(1686)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android