長井駅(読み)ながいのえき

日本歴史地名大系 「長井駅」の解説

長井駅
ながいのえき

「延喜式」兵部省諸国駅伝馬条にみえる西海道の駅。駅馬五疋・伝馬五疋が置かれていた。九条家本「延喜式」ではナガヰと訓ずる。豊後国府から南下した官道は、三重みえ(現大分県三重町)で分岐して小野おの(現同県宇目町)に至り、黒土くろつち峠とあずさ峠を越えて日向国に入り北川沿いに下って日向最初の駅である長井駅に至った。また小野駅から赤松あかまつ峠と宗太郎そうたろう峠を越えて北川支流の川に沿って下り、当駅に至ったとする説もある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む