デジタル大辞泉 「長刀会釈」の意味・読み・例文・類語 なぎなた‐あしらい〔‐あしらひ〕【長=刀会=釈】 なぎなたで相手をあしらうように、相手に適当に応対すること。「途絶えつつ訪ふを―に/重頼」〈犬子集〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「長刀会釈」の意味・読み・例文・類語 なぎなた‐あしらい‥あしらひ【長刀会釈・長刀応答】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 なぎなたで相手を扱うように、受けつ流しつして適当に相手をあしらうこと。長刀挨拶。長刀あいしらい。長刀なり。[初出の実例]「何事もざっと長刀あしらいにしておけ」(出典:波形本狂言・長刀会釈(室町末‐近世初))[ 2 ] 狂言。和泉流。主人に庭の桜を見に来た客には長刀あしらいをするように言われた太郎冠者は、そのことばの意味を誤解して文字通り客が来るとなぎなたを振りまわす。客はみな驚いて逃げてしまうが、のちに、皆で相談してなぎなたを取り返す。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例