長助(1)(読み)ちょうすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長助(1)」の解説

長助(1) ちょうすけ

?-? 江戸時代中期の漂流民。
陸奥(むつ)佐井村(青森県)の多賀丸乗組員。延享元年遭難し,千島列島漂着カムチャツカ,オホーツク,ヤクーツクとうつり,イリムスクで日本語教師となる。宝暦11年イルクーツクの日本語学校にうつり,他の多賀丸漂流民と合流した。天明2-6年(1782-86)ごろ同地で死去久助,長松,長八ともいう。ロシア名はイワン=アファナシェフ=セメノフ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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