長善館跡(読み)ちようぜんかんあと

日本歴史地名大系 「長善館跡」の解説

長善館跡
ちようぜんかんあと

[現在地名]吉田町粟生津

粟生津あおうづの鈴木文台が天保四年(一八三三)創始した私塾。文台の学風は漢唐の古学を基とした。二代館主は軒、三代館主はその次子彦岳。本科は五年で漢学予科は年限がない。本科の科目には漢学科があった。一年二期制で、寄宿制をとっている(明治二五年「長善館規則」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む