長壁神社(読み)おさかべじんじや

日本歴史地名大系 「長壁神社」の解説

長壁神社
おさかべじんじや

[現在地名]姫路市立町

古くからひめ山に地主神として祀られていた神社。祭神の刑部大神については、光仁天皇の皇子刑部親王とその娘富姫の二神をさすというのが通説であるが、諸説があり不詳(姫路城史)羽柴秀吉が姫路城築城にあたり刑部大神を姫路の町外れに移したが、所在がわからなくなってしまったのか、天正一一年(一五八三)新たに鎮札を受け長壁大明神として惣社(射楯兵主神社)に移した(「兼見卿記」天正一一年正月二七日条)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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