長尾台遺跡(読み)ながおだいいせき

日本歴史地名大系 「長尾台遺跡」の解説

長尾台遺跡
ながおだいいせき

[現在地名]戸塚区長尾台町

柏尾かしお川とその支谷によって舌状に開析された北に延びる台地上にある。台地上は縄文・弥生時代の遺物散布地でもある。「風土記稿」には「長尾氏塁跡」と伝え、鎌倉時代には長尾氏の居館砦があり、室町時代には南方に位置する小田原北条氏玉縄たまなわ(現鎌倉市)支城が築かれた所とされている。城域は約二〇ヘクタールを有し、南側の最高位の南峰と堀切状平坦部を挟んだその北側の塚畑つかばたけを中心として、西側に物見塚を配し、切岸状遺構が多くみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 伝承 近辺

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む