日本歴史地名大系 「長岡館村」の解説 長岡館村ながおかたてむら 福島県:大沼郡会津高田町長岡館村[現在地名]会津高田町旭館端(あさひたてはた)高田村から大内(おおうち)村(現下郷町)へ至る道に沿い、北は北(きた)村、西は池端(いけのはた)村。本村の北一町二〇間余に小名下平(しもだいら)がある。村名は中世長岡氏の居館があったことによるといわれる。現在は館と称する。応永一八年(一四一一)一〇月一一日の沙弥某寄進状(新編会津風土記)によれば、「大沼郡長岡村内金俣所」などが融通(ゆつう)寺(現会津若松市)に寄進されている。近世は会津領から寛永二〇年(一六四三)以降南山御蔵入領で、東尾岐組に属した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by