長崎カステラ(読み)ながさきかすてら

事典 日本の地域ブランド・名産品 「長崎カステラ」の解説

長崎カステラ[菓子]
ながさきかすてら

九州・沖縄地方、長崎県の地域ブランド。
長崎県産のカステラ。約400年前にポルトガルから日本に伝わった長崎を代表する西洋菓子。土産品として全国的に有名であるが、長崎県内での消費も多い。原材料は卵・小麦粉・砂糖・水飴。カステラの底に残るザラメ(双目糖)が特徴。最近では、卵黄割合を増やしてつくられた高級品の五三焼も人気。しっとりとして濃厚な味わい。2006(平成18)年11月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5003044号。地域団体商標の権利者は、長崎県菓子工業組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android