長崎帯(読み)ながさきたい

最新 地学事典 「長崎帯」の解説

ながさきたい
長崎帯

Nagasaki Belt

九州西端の長崎県西彼杵そのぎ半島,野母のも半島ならびに天草下島高浜地域に南北に分布する低温高圧型の変成岩類は,その構造方向が西南日本の東西の地体構造とほぼ直交することから,独立した構造帯とされる。長崎変成帯とも。東縁は断層によって有田帯(三郡変成岩基盤とする陥没帯で,白亜系~古第三系からなる)と接し,西縁は呼子ノ瀬戸よぶこのせと断層により相の島帯(大瀬戸花崗閃緑岩や江の島変成岩からなる帯)と接する。野母半島では,三郡帯の要素と考えられる480Maの変斑れい岩や250~160Maの結晶片岩が,90~80Maの結晶片岩・蛇紋岩と断層で接しており,長崎帯は単一の変成帯ではなく,さまざまな時代の変成岩類が構造的に接したテクトニックコラージュと考えられる。西肥せいひ構造帯とも。

執筆者:

参照項目:日本列島とその周辺の地体構造区分

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む