長州征討(読み)ちょうしゅうせいとう

旺文社日本史事典 三訂版の解説

幕末,2回にわたって行われた幕府による長州藩征討
〔第1次〈1864〉〕禁門の変後長州藩追討の勅命により実行されたが,四国艦隊下関砲撃事件で敗北した長州藩では保守派が台頭し,幕府に恭順を表し,戦わずして幕府軍に屈服した。〔第2次〈'65〜66〉〕奇兵隊などの諸隊による保守派の打倒により長州藩の態度が恭順から討幕へと転回したため,幕府は再征を決したが,薩摩藩の出兵拒否など再征反対の空気が強く,戦況も不利であったので,将軍徳川家茂 (いえもち) の死を機に撤兵。この結果幕府の権威は完全に失墜した。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

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