長年大宝(読み)ちょうねんだいほう

精選版 日本国語大辞典 「長年大宝」の意味・読み・例文・類語

ちょうねん‐だいほうチャウネン‥【長年大宝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ちょうねんたいほう」とも ) 平安朝、嘉祥元年(八四八九月から発行された銅銭。天安二年(八五八)までの一一年間に周防国山口県)の鋳銭場で毎年三五〇〇貫文鋳造されたといわれている。
    1. 長年大宝
      長年大宝
    2. [初出の実例]「令新銭、〈略〉文曰長年大宝。一以当旧之十、新之与旧。並用雑行」(出典続日本後紀‐嘉祥元年(848)九月乙亥)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「長年大宝」の意味・わかりやすい解説

長年大宝 (ちょうねんたいほう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

旺文社日本史事典 三訂版 「長年大宝」の解説

長年大宝
ちょうねんたいほう

皇朝十二銭の一つで,848〜858年まで鋳造。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android