日本歴史地名大系 「長洞尾村」の解説 長洞尾村ちよううつおむら 和歌山県:東牟婁郡古座川町長洞尾村[現在地名]古座川町小川(こがわ)山手(やまて)村の北方、小川の上流に位置する。村内に小名長(ちよう)があり、相瀬(あいせ)村西方の洞尾村と区別するため長洞尾という(続風土記)。慶長検地高目録に「洞尾村」とみえ、村高一四〇石余、小物成四・〇六四石。古座組に属し、「続風土記」に家数六〇、人数二六九で、小川の河口にある川口(かわぐち)村から当村まで船便があり、材木・薪柴を運搬したと記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by