日本歴史地名大系 「長目村」の解説 長目村ながめむら 兵庫県:神崎郡福崎町長目村[現在地名]福崎町南田原(みなみたわら)現福崎町の南端に位置し、市(いち)川中流域左岸に立地する。神東(じんとう)郡に属し、北は八反田(はつたんだ)村、東は中島(なかしま)村、南は八幡新(やはたしん)村(現姫路市)、西は市川を挟んで神西(じんさい)郡高橋(たかはし)村。「播磨国風土記」の神前(かんざき)郡多駝(ただ)里の条にみえる粳岡(ぬかおか)の台地の北端地域とされ、中世には田原庄の南端に位置した。慶長国絵図に村名がみえる。正保郷帳では田方二九七石余・畑方六四石余、「野有・新田有」と注記される。天保郷帳では高四九六石余。明治九年(一八七六)中島村・西光寺(さいこうじ)村・八反田村・吉田(よした)村・西野々(にしのの)村と合併して南田原村となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by