長秋宮(読み)チョウシュウキュウ

精選版 日本国語大辞典 「長秋宮」の意味・読み・例文・類語

ちょうしゅう‐きゅうチャウシウ‥【長秋宮】

  1. [ 1 ] 中国、後漢の明徳馬皇后がいた宮殿の名。
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 皇后の住む御殿。また、皇后・中宮の称。皇后宮。秋の宮。秋宮。長秋。
    1. [初出の実例]「中宮 〈妻、長秋宮〉」(出典:西宮記(969頃)一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の長秋宮の言及

【皇后】より

…《令義解》は皇后に〈天皇之嫡妻〉と注しているが,のちには天皇と配偶関係のない皇后が置かれたこともある。長秋宮,秋の宮,椒房(しようぼう),椒庭(しようてい)などは皇后の別称である。
[資格]
 令制によると,皇后は内親王から選定するとあるが,聖武天皇が藤原不比等の女安宿媛(あすかべひめ)(光明皇后)を皇后に立てて以来,内親王以外からも皇后に立てる例が開かれた。…

※「長秋宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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