長義(読み)ちょうぎ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長義」の解説

長義 ちょうぎ

?-? 南北朝時代刀工
備前(岡山県)長船(おさふね)派。正宗(まさむね)の門人で正宗十哲のひとりという。文和(ぶんな)-康暦(こうりゃく)(1352-81)の年紀をそえた作があり,重要文化財短刀,太刀などが指定されている。通称は藤左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の長義の言及

【長船物】より

…長光の子あるいは弟子に景光,真長(さねなが),近景,景光の子に兼光がおり,いずれも名作をのこしている。南北朝時代には兼光の系統に倫光(ともみつ),政光,基光などがおり,この正系以外に別系と思われるものも現れ,長義系の長重・長義・兼長,元重系の元重・重真,山城国大宮から備前に移住したという大宮系の盛景・盛重などが活躍,隆盛をみた。室町初期の長船物は応永備前の呼称があり,その代表工に盛光,康光がいる。…

※「長義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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