長脇差(読み)ナガワキザシ

デジタル大辞泉 「長脇差」の意味・読み・例文・類語

なが‐わきざし【長脇差】

長い脇差大脇差
江戸時代関東1を差していたところから》ばくち打ち。博徒ばくと侠客きょうかく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長脇差」の意味・読み・例文・類語

なが‐わきざし【長脇差】

〘名〙
兼見卿記‐天正一一年(1583)九月二八日「長脇指出来。唯今給之〈藤島、一尺八寸計歟〉」
② 江戸時代に関東で、①をいつも所持していた人。博徒
歌舞伎与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)三幕「長脇差手合ひが七八人舞ひ込んで」

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