事典 日本の地域ブランド・名産品 「長野白菜」の解説
長野白菜[葉茎菜類]
ながのはくさい
主に南佐久郡南牧村・南佐久郡川上村・南佐久郡小海町・佐久市・小諸市などで生産されている。白菜が日本に初めて入ってきたのは1875(明治8)年。日清・日露戦争に従軍した日本の農村出身者の兵士が、種子を持ち帰ったものが全国的に広まったとされる。宮城・愛知・石川で、それぞれ松島群・野崎群・加賀群という三大品種がつくりだされた。長野県では冷涼な高原の特性を生かし、6月中旬〜11月上旬にかけて出荷される。出荷のピークは、7月〜10月。霜が降りるとやわらかさと甘みを増し、品質が高まるという。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報