開国始末(読み)カイコクシマツ

デジタル大辞泉 「開国始末」の意味・読み・例文・類語

かいこくしまつ【開国始末】

伝記。1巻。島田三郎著。明治21年(1888)刊。井伊家の諸記録をもとに、井伊直弼いいなおすけの大老就任から暗殺に至る間の始末を詳述し、直弼の立場を弁護している。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「開国始末」の意味・読み・例文・類語

かいこくしまつ【開国始末】

  1. 史論書。島田三郎著。明治二一年(一八八八)刊。大老井伊直弼幕末難局に処し、ついに開国に踏み切り、桜田門で暗殺されるに至るまでの事情を述べたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android