開地(読み)かいち

精選版 日本国語大辞典 「開地」の意味・読み・例文・類語

かい‐ち【開地】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 荒地を切り開いて、田や畑や宅地、街地などをつくること。土地を開墾すること。また、そのように切り開いた土地。
    1. [初出の実例]「忝も上意として、富田信濃守屋敷の跡を遊郭に仰付られ、〈略〉開地せしむ」(出典:評判記・色道大鏡(1678)一二)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐十過〕
  3. しんかいち(新開地)」の略。
    1. [初出の実例]「新開地!(不良少年は之を略して『カイチ』と呼んでゐるさうです)」(出典:わが新開地(1922)〈村島帰之〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む