開帳物(読み)カイチョウモノ

デジタル大辞泉の解説

かいちょう‐もの〔カイチヤウ‐〕【開帳物】

寺社の開帳を当て込んで作った歌舞伎や人形浄瑠璃など。
開帳を当て込んで興行した見世物。からくり仕掛け・細工物など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かいちょうもの【開帳物】

浄瑠璃・歌舞伎で、寺社の開帳をあてこんで作られた作品。宝永(1704~1711)頃まで盛行。古浄瑠璃「熊野権現開帳」、歌舞伎「けいせい仏の原」など。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の開帳物の言及

【開帳】より

…明治以後も格式を守る寺院では継承され,出開帳も主として大都市の博物館や百貨店などで寺宝展の形で行われることもあるが,期間も短く江戸時代の盛況には遠く及ばない。【比留間 尚】
[開帳物]
 歌舞伎狂言,人形浄瑠璃の作品群の一つ。寺院の開帳を当て込んだもの。…

※「開帳物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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