開発利益の社会還元(読み)かいはつりえきのしゃかいかんげん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「開発利益の社会還元」の意味・わかりやすい解説

開発利益の社会還元
かいはつりえきのしゃかいかんげん

都市の整備開発などによる地価上昇が土地所有者にもたらす利益は不労所得であるから社会に還元されるべきである,という考え。土地基本法にも宣言されており,開発の進む近年,特にその要望は強まっている。しかし,開発利益をどう査定し,どのように社会資本財源に充てていくかという実際の運用面については,試行錯誤段階である。日本のように縦割り的に制度が成り立ち,自治体都市計画権限がない場合は特に難しいといえるが,受益者負担原則導入などが一つの方法として示されている。

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