開発規制(読み)かいはつきせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「開発規制」の意味・わかりやすい解説

開発規制
かいはつきせい

宅地造成,工場立地など開発行為に対して,環境保全立場から加えられる各種規制都市計画法では,都市計画区域内における一定規模の開発行為について規制し,許可制などをとっている。また自然公園法自然環境保全法では,保全地域内の開発行為を禁止したり,届け出させている。このような諸法令に対し,「東京における自然の保護と回復に関する条例」では,環境保全の目的は同じであるが,域内での開発を行うことは地域の自然を攪乱するとの考え方から,現状の「凍結」を基本において,1000m2以上の開発をすべて許可制にしている。 (→自然環境保全地域 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android