閑日(読み)カンジツ

デジタル大辞泉 「閑日」の意味・読み・例文・類語

かん‐じつ【閑日】

暇な日。ゆったりと過ごす日。
世塵を脱して―を送るは」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「閑日」の意味・読み・例文・類語

かん‐じつ【閑日】

  1. 〘 名詞 〙 用事もなく、ひまな日。ゆっくりと過ごす日。暇日(かじつ)間日
    1. [初出の実例]「若教毫末逢閑日、莫縦容損数行」(出典菅家文草(900頃)二・去春詠渤海大使、与賀州善司馬、贈答之数篇)
    2. 「うはの空なる縁日参りは、ただ閑日(カンジツ)慰みのみ」(出典:人情本・清談若緑(19C中)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android