閑日(読み)カンジツ

デジタル大辞泉 「閑日」の意味・読み・例文・類語

かん‐じつ【閑日】

暇な日。ゆったりと過ごす日。
世塵を脱して―を送るは」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「閑日」の意味・読み・例文・類語

かん‐じつ【閑日】

  1. 〘 名詞 〙 用事もなく、ひまな日。ゆっくりと過ごす日。暇日(かじつ)間日
    1. [初出の実例]「若教毫末逢閑日、莫縦容損数行」(出典菅家文草(900頃)二・去春詠渤海大使、与賀州善司馬、贈答之数篇)
    2. 「うはの空なる縁日参りは、ただ閑日(カンジツ)慰みのみ」(出典:人情本・清談若緑(19C中)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android