精選版 日本国語大辞典 「間三」の意味・読み・例文・類語 あい‐さんあひ‥【間三】 間三〈木村宗右衛門・角倉与一云々書付ほかより〉〘 名詞 〙 近世、淀川筋で使われた伝道船(てんとうぶね)の一種。本来は四十石船と三十石船の中間の大きさの船をいうが、過書船(かしょぶね)ではのちに小型の三十石船が出現し、これと元三十石船との間の船をいう。[初出の実例]「殊に水車の樋口より抜け出でまいものでも無いとあって、天道、合(アヒ)ざんを以て取巻き、伏勢がござりまする」(出典:歌舞伎・三十石艠始(1759)四幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例