関の刃物(読み)せきのはもの

事典 日本の地域ブランド・名産品 「関の刃物」の解説

関の刃物[金工]
せきのはもの

東海地方、岐阜県の地域ブランド。
岐阜県関市及びその周辺地域において主要な生産工程が行われたピンセット・はさみ類・ほうちょう類・かみそり刀剣缶切。鎌倉時代に刀匠が関へ移り住み、初めて関で日本刀がつくられた。その後、多くの名工を輩出したが、江戸時代中期には刀の需要も減り、農鍛冶に転じる刀匠もあらわれた。加えて、明治時代の廃刀令により刀鍛冶殆どが実用的な家庭用刃物の生産に転向、全国でも有名な関の刃物の基礎がつくられた。特徴は、多品種少量生産であること。2008(平成20)年7月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5150803号。地域団体商標の権利者は、協同組合岐阜県刃物会館。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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