関屋綾子(読み)セキヤ アヤコ

20世紀日本人名事典 「関屋綾子」の解説

関屋 綾子
セキヤ アヤコ

昭和・平成期の平和運動家 元・日本YWCA会長。



生年
大正4(1915)年9月12日

没年
平成14(2002)年10月13日

出生地
東京

学歴〔年〕
女子学習院〔昭和7年〕卒

経歴
5年ほど外資系銀行に勤務したのち、日本YWCA(日本キリスト教女子青年会)活動に取り組み、平成2年3月まで20年余り日本YWCA会長を務めた。ビキニ水爆実験以来、キリスト教信者の立場から反核・平和運動に携わり、数多くの国際会議に出席。昭和45年から毎年「広島長崎を考える旅」を主催。59年より世界平和アピール七人委員会委員、平成2年原爆の図丸木美術館館長を務めた。祖父は初代文部大臣・森有礼著書に森一家の思い出を描いた「一本の樫の木」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関屋綾子」の解説

関屋綾子 せきや-あやこ

1915-2002 昭和-平成時代の平和運動家。
大正4年9月12日生まれ。森有礼の孫,森有正の妹。日本YWCAの活動に参加し,昭和45年会長。反核・平和運動に参加し,世界平和アピール七人委員会委員,原水禁世界大会議長などをつとめた。平成2年原爆の図丸木美術館館長。平成14年10月13日死去。87歳。東京出身。女子学習院卒。著作に「一本の樫(かし)の木」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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