関島金一郎(読み)せきじま きんいちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関島金一郎」の解説

関島金一郎 せきじま-きんいちろう

1839-1870* 幕末-明治時代の尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)10年5月10日生まれ。京都にでて神祇伯(じんぎはく)白川家の門にはいり国学をまなぶ。明治2年9月長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士神代(こうじろ)直人らと京都三条木屋町の宿舎大村益次郎(ますじろう)を襲撃。同年12月29日処刑される。31歳。信濃(しなの)(長野県)出身。通称は徳右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「関島金一郎」の解説

関島金一郎

没年:明治2.12.29(1870.1.30)
生年:天保10.5.10(1839.6.20)
生地信州(長野県)下伊那郡。農民出身の尊攘派志士。在京中,長州(萩)藩士神代直人,越後府(新潟県)府兵五十嵐伊織らの勧誘を受け大村益次郎を襲撃。梟首に処せらる。

(井上勲)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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