関泰祐(読み)セキ タイスケ

20世紀日本人名事典 「関泰祐」の解説

関 泰祐
セキ タイスケ

大正・昭和期のドイツ文学者



生年
明治23(1890)年10月25日

没年
昭和63(1988)年2月10日

出生地
京都府

学歴〔年〕
東京帝大独文科〔大正8年〕卒

経歴
ドイツ文学界の長老で、旧制新潟静岡、一高の教授、水戸高校長を歴任戦後は、茨城大、一橋大、学習院大教授もつとめた。ゲーテの「ウィルヘルム・マイステル」トーマス・マンの「魔の山」など多数の訳書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関泰祐」の解説

関泰祐 せき-たいすけ

1890-1988 大正-昭和時代のドイツ文学者。
明治23年10月25日生まれ。旧制の新潟高,静岡高,一高の教授,水戸高校長をへて,一橋大,学習院大,国士舘大の教授を歴任。ゲーテ,トーマス=マン,ヘッセなどおおくの翻訳で知られる。昭和63年2月10日死去。97歳。京都出身。東京帝大卒。随筆集に「春風秋水帖」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android