関税交渉(読み)かんぜいこうしょう

共同通信ニュース用語解説 「関税交渉」の解説

関税交渉

農産物や工業製品にかかる関税の引き下げや撤廃に関する交渉のこと。相手国との貿易を増やすことで経済成長につながる利点があるが、国内産業の保護が課題になり、交渉に長い時間を要することが多い。近年環太平洋連携協定(TPP)のように、サービス貿易ルール分野を含む包括的な経済連携協定(EPA)が目立つ。日米両政府が署名を目指す貿易協定は、対象を関税とデジタル貿易のルールに絞った。(ニューヨーク共同)

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世界大百科事典(旧版)内の関税交渉の言及

【ケネディ・ラウンド】より

…GATT(ガツト)が主催した第6回一般関税交渉の通称。1964年5月から67年6月まで3年にわたりジュネーブを中心に交渉が行われ,参加48ヵ国の調印で成立した。…

【東京ラウンド】より

…GATT(ガツト)が主催した第7回一般関税交渉の通称。1973年9月から5年7ヵ月をかけ,99ヵ国の参加によりジュネーブを中心に行われた大規模な多国間貿易交渉である。…

※「関税交渉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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